はじめてのペット
子犬の基礎知識
◆基本的な注意点
環境の変化によって、ショック・ストレスを受ける場合がありますのでサークルなどを用意して,ゆっくりできるその子専用のお部屋を必ず作って下さい。特に、お買い上げ1週間位は遊ばせすぎ、抱きすぎに、注意してください。
仔犬の体温は高いので、冬場は暖かくして、夏場は温度調整に、注意してください。
その他わからない点がありましたら、詳細は各ショップへお問い合わせください。
◆予防接種について
【生後約50から60日】
【1回目の接種から約1ヶ月後】
【2回目の接種から約1ヵ月後】
狂犬病・フィラリア等に関しても獣医師にご相談ください。
◆シャンプーについて
各予防接種から1週間から10日期間、経過後より行えます。
◆散歩について
各
最後の予防接種から10日から2週間後、健康状態を確認してから始めて下さい。
予防接種が終わるまで、なるべく外には出さないでください。
特に他の犬との接触は、控えて下さい。(子犬同士の接触は厳禁です)
◆食事について
1日=生後2カ月未満は4回
1日=生後2カ月~6カ月は3回
1日=生後6カ月からは2回
(牛乳は与えないで下さい。)
おやつ(ジャーキー類は)は、食事を食べなくなり、便がゆるくなる場合がありますので控えて下さい。
ガム類は、歯のはえかわりに良いので与えても大丈夫です。ストレス解消効果もあり、口の中も清潔にしてくれます。
<ご飯の作り方>
基本、食事については購入したショップによって異なります。
下記は一例をあげておりますので、詳細は各ショップへお問い合わせください。
<ご飯の給与量>
①体の成長・体重の増加につれて、徐々に増やしていく(食べ残しが続くなら、調整する)
②便の状態を確認下さい。
1)つまむ事ができる・シーツにベトつかない→→→→給与量良好
2)つまめない・シーツにベトつく・軟便状態→→→→給与量多量
3)つまめるが、気張る時間が長い・乾燥している→→給与量少量
<ご飯のふやかし方>
①最初のふやかし時間で、2週間続けたらふやかし時間を10分ずつ減らしていく
②最終的に湯量を、同量ではなく半分にして、お湯が冷めたらすぐに給与する
③湯量を減らして、ドライの状態にする。
例 : 販売時1時間ふやかし時間だとすると・・・
①フードを1時間ふやかす→→2週間後に→ふやかし時間を50分に減らす
②フードを50分間ふやかす→2週間後に→ふやかし時間を40分に減らす
③フードを40分間ふやかす→2週間後に→ふやかし時間を30分に減らす
④フードを30分間ふやかす→2週間後に→ふやかし時間を20分に減らす
⑤フードを20分間ふやかす→2週間後に→ふやかし時間を10分に減らす
⑥フードを10分間ふやかす→2週間後に→湯量をフードの半分にして冷めたら給与
⑦湯量をフードの半分にして冷めたら給与→2週間後に→ドライフードに切り替え
<フードのふやかし方>
※注意点
ドライに切り替えが早すぎると、消化不良を起こす場合もあります。
販売日から2~4ヵ月後には、ドライの状態での給与を行うように調整する。
個人・個体差がありますので、急がずにゆっくり調整する。
販売時にお渡しするフードは、生後1歳(12ヶ月)まで、必ず同じ種類で、給与してください。
フードの種類の切り替えは、食い付き・便の状態・皮膚のトラブル・等の問題を引き起こす場合もありますので、必ずご相談下さい。
生後1歳(12ヶ月)以降は、「アダルト(成犬)フード」に切り替えが必要ですので、詳細は各ショップへお問い合わせください。(犬種により切り替え時期等は異なります)
人間の食事・飲料・はいかなる理由があろうと厳禁です。
誤飲・誤食の要因を必ず排除・配慮してください。(お子様のオモチャ等)幼少期の食事管理は成犬期への体作りに、ものすごく影響があり一番大切なことです。食事管理を怠ると、必ず何かしらの身体的な影響が出ますので、気を付けて下さい。ワン ちゃんたちは自分で選食することができませんので、飼育者の管理が必要です。
上記の注意点を必ずお守り頂き、楽しく・正しい食生活を心掛けましょう。