ホーム > はじめてのペット > 子犬・子猫を迎える準備

はじめてのペット

子犬・子猫を迎える準備

子犬・仔猫を迎えるときに必要なもの

基本ペットを飼う時は必ず必要になる用品があります。例えば金魚であれば水槽やエサといったもので仔犬・仔猫の場合も同じです。挙げていけば少しキリがなくなるのですが最低限の必要なものをご紹介しましょう。
まずは、サークルが必要になります。サークルとはペットの日々生活をするお部屋になります。我々で言うリビングや寝室・トイレも兼ね備えているお部屋を言います。購入後は何よりも先に「トイレのしつけ」が最重要課題になりますね。購入されるペットの月齢や状態により異なりますがほとんどの子は、2回か3回のワクチン接種が終わるまでは外出は一切できませんので、外での排泄と言うのは少し先の話になります!じゃあその間の排泄はどうするか?というともちろん室内で教えてあげなければなりません。サークルの中には寝床(ベット)やトイレが必要になり、お部屋を模様するのに抑えて頂きたいポイントがありますので、お伝えします。



◆子犬・仔猫の寝床(ベット)
ベット

サークルの中に準備する際にサークル自体の大きさと個体の現状の大きさに合った物を準備して下さい。もちろんペットは成長していきますので、買い替え覚悟が必要かと思われます。また寒い時期にはペット用ヒーターを暑い時期にはクール用品を必ず準備してください。

◆トイレトレーとそのサイズにあったトイレシーツ
トイレトレー、トイレシーツ

おしっこを吸い取るシートとそのトレイです。一番最初はケージの中 にトイレを設置しても良いですが、寝床スペースとトイレスペースは完全に分けます。トイレサイズと、ケージのサイズを考えないと、トイレがケージに入らない事もありますので、購入時に注意してください。犬は本来、清潔好きです。トイレと寝床は完全に分けるようにしてください。(トイレシーツの種類もたくさんありますが、中には「においつきのしつけるシーツ」という良い商品もありますので!)

◆給水ボトル・給水ノズル
給水ボトル・給水ノズル

幼少期は、水をこぼしたり、足を入れてひっくり返してしまったりと大変です。お勧めは、給水ボトルやノズルと言った商品です。容量のサイズやノズル先の大きさを確認してお求めください。特に、お水は新鮮なものがいつでも飲めるようにしておくことが必要なので、とても便利です。

◆食器
食器

あまり軽いプラスチック製だと、ひっくり返したり咬み続けてオモチャになってしまう場合も考えられますので、ある程度の重みがある陶器製やステンレス製がおすすめです。中には富士型で安定性があるものも販売されております。

◆フード
フード

必ずペットの購入先から与えられていたものを確認して同じものを与えます。急に違うものを食べさせるとお腹を壊したり、食欲不振に陥る場合もありますし、成長段階によってはアレルギー反応を起こす場合もありますので注意が必要です。

◆おもちゃ
おもちゃ

オモチャは基本消耗品です。我々人間も一緒で幼少期は特に興味が強い時期ですし、ストレス発散効果や知能育成効果もありますので少し豊富に与える事をお勧めします。ただし、口に完全に入ってしまうような大きさのものは、誤飲の原因にもなりますので避けましょう。

◆ブラシ
ブラシ

いろんな種類がありますので種類に応じたものを準備しましょう。ブラッシングは、皮膚の刺激にはいいものです。また、スキンシップのひとつとしても出来ます。小さい頃から慣らしてあげましょう。

◆季節商材
季節商材

冬場はペットヒーター、夏場はクールベットといった、寝床に敷くタイプのものを使用します。ペットは我々とは違い生活環境を自分で作ることができないという事を、十分に考慮しましょう

◆美容用品(歯磨き・爪切り・耳掃除・各種シャンプー)
美容用品(歯磨き・爪切り・耳掃除・各種シャンプー)

こういった商材は使用方法・使用期間等詳細が必要になりますので、厳選して下さい。

◆首輪やリード
首輪やリード

購入当初は必ず首輪とスズを同時に付けましょう。仔犬・仔猫の生活は我々の足元になります。購入前は足元に意識が付いていませんので踏みつけてしまっての事故やお部屋等の扉の開閉によっての事故が多いのが実情です。個体の大きさに応じて、サイズにあったものを求めましょう。

◆子猫の場合は爪とぎ
爪とぎ

購入時から爪とぎを準備してしつけを行うと決まった場所でしか行わない傾向がありますのでしつけの一環として認識ください。



季節に合わせた環境づくり

ペットにとっても人間が快適であると感じる環境や季節であれば、問題は起こりません。
春夏秋冬特に注意が必要なのはやはり夏と冬です。

<夏場の注意点>
夏は気温が高い時期です。夏も、冬と同様で温度には気をつけましょう。
特に、気温だけではなく散歩の時のアスファルトの熱さに加えて上からの日光などは、思いのほか注意が必要です。足裏のパッドに火傷を負ってしまわないように、地面をさわって確かめてみたり日が昇る前や日が落ちた後と言った配慮があると良いと思います。
ペットが過ごす環境ですが、直射日光が当たる部屋や車の中は40度以上になることもあります。
熱中症や脱水症状を起こす場合もありますので風通しの良い、比較的涼しい場所を選んで寝床をセットしてあげてください。また、ゆるくエアコンをかけておく事が出来ればベストですね。(26℃~28度位で)「ペットは自分で環境を作る事ができない」とういう事を必ず考慮して下さい。

●湿度
快適な湿度は「40%~60%」といわれます。
乾燥対策には、加湿器などを使用できればベストですが、濡れたタオルを室内に干したり、お湯を沸かすだけでも湿度が上がります。
乾燥しすぎたなと感じたら窓を開けて、外気と入れ替える事も重要です。



<冬場の注意点>
●温度
冬は、気温が低い時期ですね。
暖房器具などで、室温を上げることで室温は保てるのですが一つ問題が発生します。それが乾燥です。乾燥はペットにとってはあまり好ましくない事で皮膚のトラブルや気管支のトラブルを招くこともあります。室内飼いのペットの場合は、基本的に人間環境に依存していますので過ごしやすいとは言えます。就寝後や、留守番時などを考慮しますと、それなりのケアが必要です。
暖房には、ペット用ヒーターを寝床に敷いてください。ただしワンちゃん自身が、熱いなと感じたら、おりられるスペースを確保しておくことも忘れずに。
散歩に出すときは、寒さに弱い犬種は洋服を着せるなどして、体調をくずすことの無いよう、注意をしてあげてください。

<外部寄生虫ノミ・ダニについて>
気温や湿度が上がるとノミやダニも活発に動き出します。これらに寄生されると、かゆみや発疹だけではなく、脱毛やただれなどの皮膚病の原因になる事もあります。また人間も刺される事があります。
これらノミダニからペットを守るには、常に清潔に保つことや定期的なシャンプーはもとより、室内の清掃、可能な物であれば熱湯消毒やその他の手段の消毒を定期的に行うと発生を防ぐことが出来ます。万が一、ノミダニが見つかった場合は成虫以外にも卵をうえつけている事もありますので長期にわたり駆虫や予防が必要になります。
散歩の時などにもらって来ることもありますので出来るだけ、ノミダニが生息場所である草むらには入らないようにしましょう。



ランキング